夏休みに、近隣の小学校&学童にて、
ワークショップをさせて頂きました。
内容は、小学生を対象に、『シミモン』というモンスターを
1人1体ずつ、自分で考えて描いてもらい、
『何に見えるか?』をお互いに聞きあいっこするというものです。
(※↑ 2枚目は作者による見本です)
『シミモン』とは、私が大学で描き続け、 卒業制作でも制作したプリント柄で、 水の染みが、いろんなものに見えるモンスターたちです。
(↑これのことです!)
こども達がより取り組みやすいように、今回から
『いろんなものに見えた数が、そのシミモンのレベルだよ』
というレベル設定をつけてみました。
(例えば、3つのものに見えたらレベル3のシミモン、ということ!)
また、自分達で描いたシミモンをお互いに聞きあいっこしてもらい、
一番多くのものに見えたシミモンが優勝、など、
子供たちがより想像力を膨らませられるようゲーム性も取り入れてみました。
ワークショップは回ごとに学年を変えてやってみたこともあり、
低学年と高学年でそれぞれの良さを垣間見ることができました。
例えば、抽象表現力は高学年の方が高いけれど、
想像力は低学年の方が良い、などです。
絵の具や、水彩でできる表現など、技術的な面もあるので、
小学生にはなかなか難しい内容かな、と思っていましたが、
本番には参加できなかったけど、
練習(←私の)に参加してくれた子が、
「あれまたやりたい! (後から見たら)○○にも見えてきた!」
と言ってきてくれて、
ちょっとでも子供たちの想像力の肥やしになれれば、と思いました!
今回、このような機会を下さり、ご協力もしてくださった
職員の皆様にはたいへん、感謝の思いです。
普段の制作とは違う視点で、自分の制作物と向き合うことができました。
ワークショップは初めてでしたが、機会があれば、
また是非やってみたいと思います!