simimon「シミモン」とは、水彩のにじみ表現から生まれた
「シミの紋様」をした「シミからできたモンスター」です。
もともとは大学3年次に
「こどもが家の壁に落書きをする問題(スクリブル・アート)」を
どうデザイン的に解決するか?
・・・を研究している際に誕生したのが、発端です。
この水彩の滲み表現により、こどもの落書き(スクリブル・アート)をある程度
デザインの力によってコントロールすることができることを発見しました。
実験をする過程で、こどもの自由で創造的なアートに感銘を受けた私は
この『水彩の滲み表現を活用したデザイン的アプローチによる問題解決』をテーマに卒業制作を進めることにしました。
「simimon(シミモン)」という名称は、この卒業制作に取り組んでいる最中に生まれます。
大学のクラスメイトからも、「シミモン」「シミモン」と呼んでもらえるようになりました(笑)
この卒業制作を見てくださったアルバイト先の学童クラブの先生が
「これ可愛い!ぜひうちでワークショップをしてほしい!」
とありがたい声掛けをしてくださいました。
子どもたちに向けて、自分がワークショップをするんだ!しかも、このテーマで!
という貴重な機会をいただけたことを今でも感謝しています。
とにかく実績のないことだったので、まずは企画書を作って提案しました。↓
学童クラブでは1〜3年生の子たちを対象に実施しました。
初めてだったのでもう少し子どもたちへの声かけとか工夫したかったなぁとか反省してるのも束の間。
その後、なんと学童クラブだけではなく近隣の小学校でも実施させていただけることが決まりました。
その様子が下の記事です。
大学で水彩絵の具をつかってずっと「シミ」を描いていたら
なんか作品が生まれちゃって、楽しくなって
突き詰めていってたらワークショップまで話が広がって
子どもたちが描いてくれるシミモンを見ながら、
「あっ、これは私だけのアートじゃないぞ」
「1つのプロジェクトなのかもしれない」と気づきを得たのでした。
つまるところ、「simimonプロジェクト」とは
❶暮らしにおける問題をデザイン的手法により、創造的に解決するプロジェクトである。
❷ただ制作をするだけにとどまらず、周囲巻き込み型のワークショップ的プロジェクトでもある。
ではないかと思いました。
なんか急に論文っぽいですね(苦笑)
ちなみに優秀作品にも選出いただいております。↓
というわけで(?)、ワークショップのご依頼がございましたら
ぜひぜひお待ちしております。
つい最近、故郷の兵庫県でもワークショップを実施する機会をいただきました!↓
下は将来の夢と求人広告(?)です。
↓こんな感じで絵本つくりたい・・・。
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